【クレジット売掛金】とは?初心者向けの解説。簿記3級

資産

商品を売り上げ、クレジットカードで支払われた場合はクレジット売掛金で処理します。
売掛金と同様、あったら良いもの、資産ですね!

売掛金クレジット売掛金を区別しているのは、相手がお客さんではなく信販会社しんぱんがいしゃになる支払い時に手数料が掛かるからです。売掛金はお店とお客さんとのやり取りですが、クレジット売掛金はお客さんとのあいだに信販会社(代金を立て替えてくれる会社、カード会社とは少し違う。)が入ります。お客さんがお店のレジでクレジットカードでお会計→信販会社はお店に代金を支払う→お客さんがカード利用金額引き落とし日に、信販会社へお金を払うという流れです。

手数料は支払手数料(費用)という勘定科目を使います。仕方ない出費なので費用です。
支払手数料を計上するタイミングは販売時と代金入金時がありますので、問題文をしっかり読んで確認しましょう!

それでは例題です。

商品900円を売り上げ、代金はクレジット決済となった。なお、手数料は3%で販売時に計上する。

(クレジット売掛金) 873  (売上) 900
(支払手数料)    27

クレジット決済→クレジット売掛金→ホームポジションの借方
クレジット決済での手数料→支払手数料→ホームポジションの借方
手数料3%→900×0.03=27円
クレジット売掛金→900ー27=873円

信販会社より代金が入金された場合、

信販会社より手数料を差し引かれたクレジット売掛金873円が普通預金口座へ入金された。

クレジット売掛金が入金された→クレジット売掛金が減った→ホームポジションとは逆の貸方

(普通預金は増えたので借方)

手数料の計算を間違えないように気をつけましょう!
ちなみにクレジット買掛金というのはないので気にしなくて大丈夫です。
すべて買掛金で処理します。

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