簿記において、お金は現金と呼びます。あると良いものなので資産ですね!
また、通貨代用証券と呼ばれるもの、他人振出の小切手(自分振出の小切手は当座預金で処理)、送金小切手、郵便為替証書などもすぐに現金に換えられるため現金として仕訳します。
ホームポジションは借方なので増えたら借方、減ったら貸方です。
例題を見てみましょう。
商品100円を売り上げ、代金は現金で受け取った。
(現金) 100 (売上) 100
現金を受け取った→現金が増えた→ホームポジションの借方
(売上は収益で、増えたので貸方)
減った場合を見てみましょう。
商品240円を仕入れ、現金で支払った。
(仕入) 240 (現金) 240
現金で支払った→現金が減った→ホームポジションの逆の貸方
(仕入は費用で、増えたので借方)
問題文に現金と書かれることが多いです!
他人振出小切手を受け取った場合、
A社はB社に商品500円を売り上げ、代金はB社振出の小切手で受け取った。
(現金) 500 (売上) 500
他社振出の小切手を受け取った→現金を受け取った→ホームポジションの借方
(売上は収益で、増えたので貸方)
他人振出の小切手の他に、送金小切手や郵便為替証書で受け取っても同じ仕訳となります。
代金をなにで受け取ったのか、しっかり問題文を読んで判断しましょう!
コメント