買掛金(負債)とは商品を仕入れた際、あとで代金を支払う義務のことです。お金を支払う義務が発生するのであったら嫌な負債ですね。
売掛金(資産)とは商品を売り上げた際、あとで代金を貰う権利のことです。お金を貰える権利が発生するのでたくさんあると良いもの、資産ですね。
企業は多くの取引を行います。そのつど支払いでは大変ですので、後日まとめて代金を支払うことが多いです。このような取引を掛け取引といいます。
買掛金は(買)が入っているので、ものを買う→お金を払う義務→負債です。
費用ではありませんので注意しましょう。
(仕入) 100 ( )
(買掛金) 100
仕入(費用なので借方)が増えて買掛金(費用だとこれも借方)も増えてどちらも左側に来てしまい、右側がいなくなってしまいますね。
こんな仕訳ないですよね!
売掛金は(売)が入っているので、ものを売る→お金を貰う権利→資産です。
こちらも収益と間違えないように注意しましょう。
( ) (売上) 100
(売掛金) 100
こんな仕訳になってしまいますね。
それでは買掛金の例題からいきましょう!
代金は掛けとした→商品を仕入れてるのでお金が減る掛け→
買掛金(負債)→ホームポジションは貸方
(仕入は費用で、増えたので借方)
次に買掛金を返済した場合、
買掛金を支払った→買掛金が減った→ホームポジションとは逆の借方
(現金は資産で、減ったので貸方)
次は売掛金の例題を見てみましょう!
代金は掛けとした→商品を売り上げているのでお金を貰える掛け→
売掛金(資産)→ホームポジションの借方
(売上は収益で、増えてるので貸方)
売掛金を回収した場合、
売掛金を回収した→売掛金が減った→ホームポジションとは逆の貸方
(現金は資産で、増えたので借方)
問題文に掛けでと書かれたりするので払う掛けか貰う掛けかをしっかり見極めましょう!
コメント