5要素とは
5要素とは、資産・負債・資本・費用・収益のことです。
それぞれ仕訳をする際のホームポジション(借方か貸方)があります。図を見ながら覚えていきましょう!
![](https://matinoboki.com/wp-content/uploads/2023/08/782e2ee239febb0ec68d5ee987463152-2-1024x582.jpg)
資産と費用(左側にある要素)
資産と費用は左側にありますのでホームポジションは借方です。増えれば借方に、減れば貸方に記入します。
資産とはたくさんあると良いもの、あると嬉しいものです。
現金や土地や建物などです。後でお金を貰える権利(売掛金)や、後でサービスを受けられる権利(前払金)も含まれます。
費用は企業が運営していくうえで必要な出費、すでに使ってしまったものです。
仕入や水道光熱費や支払家賃などです。従業員に支払う給料や保険料(法定福利費)もそうですね。
負債と資本と収益(右側にある要素)
負債と資本と収益は右側にありますのでホームポジションは貸方です。増えれば貸方に、減れば借方に記入します。
負債とは、あったら嫌なもの、将来返さないといけないものです。
後でお金を払う義務(買掛金や借入金)や、サービスやものを渡す義務(前受金や借受金)などがあります。
資本とは純資産で、資産から負債を引いた金額です。
資本金・利益準備金・繰越利益剰余金の3つしか簿記3級では使いません。
収益は儲け、お金が増えた要因になります。
売上や、お金を貸したときの受取利息、建物を貸したときの受取家賃などがあります。
この5要素はとても大切で、理解できると仕訳がスムーズに行えるようになると思います。
最初は覚えるのが大変かもしれませんが、忘れてしまったらまた再度確認して繰り返し少しずつ覚えていきましょう!
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